私はこうしてWINDOMにハマッた
    〜WINDOMウォッチャーへの道〜

 「直江の愛車、ダークグリーンのウィンダム」と聞いて、「ウィンダムって、どんなクルマ!?」と思った瞬間
WINDOMウォッチャーへの道は開かれる。
 これから語られるのは、ある者が(自称)WINDOMウォッチャーとなり、やがてオーナーとなるまでの軌跡である。
しかし、たとえオーナーとなってもWINDOMウォッチャーの道は続く。高く険しい道なのだ。

スタート

「炎の蜃気楼」アニメ化!前々から興味ありつつも巻数の多さに手がでなかった。これはチャンスだ!(贔屓の声優さんもいるし)
結果、本屋巡りをして文庫を集めまわることに。

「炎の蜃気楼・6・覇者の魔鏡(前編)」にて橘家の新3rdカー・ウィンダム登場(こんなに後だったんだ…(*_*))
あとがきのウィンダムを「殿」と呼んで追いかける作者様のお話を読み、いたく興味をそそられる。

どんな車なの〜!?興味が講じてトヨタのサイトへ行くものの、最新型(3代目)のデータしかない。最新型にはダークグリーン色がないので、「これじゃない!」というのはわかるのであった。

ネットで検索すると、そのうち何割かがミラージュ関連。思わずほくそえむ。

中古車検索のサイトで、初代、2代目のお姿を拝見できる。「そうか、こんなクルマなのねv」
非常に顔に特徴のあるクルマだ。車の紹介文句などを見ているうちに「Are You Windom?」という当時のCMを思い出した。

自動車による長時間通勤、ふと前をみるとをWINDOMのプレートのダークグリーンのクルマが!!おおっ!まさにこれじゃあ。
件のクルマは途中で左折。垣間見えた、サイドから続く流線型に「ほえー、美しい〜」。WINDOMは非常にスタイリングの美しいクルマだったのだ。

よくよく見たら、家を出て間もなくのマンションの駐車場にやはりダークグリーンのWINDOM発見。きゃ〜〜vv。毎朝姿(後姿であるが)を拝みながら出勤する幸福に目覚める。なお、このおかげでWINDOMを発見するのは後姿からの方が早くなった。

片道1時間半の長時間通勤、よくよく見ると毎日数台のWINDOMとすれ違う事が出来るのだ!なんという幸福!すれ違ううちに顔が微妙に違うものがあるのがわかってくる。中古車サイトで確認すると、初代と2代目の違いのようだ。

スーパーの駐車場で、あ、WINDOM?と思った後姿が追いついてみるとセルシオだった。なるほど、後姿はかなり似ている。(WINDOMは軽やかでセルシオがどっしりしてるが)なるほど、作者様が大御所と呼んでいたわけだ。

当時の愛車(ファミリア)がエンジン不調。オイル交換その他で調子を取り戻すが、1年ちょっと後の車検まで持つか?ふえー、金がないのに。

ミラージュ・オンリーイベントへ。会場周辺でWINDOM数台に出会う。キャー。やはりな(笑)

会社の駐車場でWINDOM発見!2代目のパールホワイト。角度により輝きが変わる、際立つ白さである。(洗剤か!?)
これこそ真白き獣の名に相応しい。乗っていたのが個人的に非常に好感の持てる「いい人〜v」なおじさまであったのもGoo!。
(もはや、これまでの観察の結果、黒スーツの似合うダンディな青年という妄想は求めていない(笑))
朝の駐車合戦でWINDOMの隣が空いてるかどうか確認するのが日課に。

愛車(ファミニア)が白煙を噴く。ラジエーターにヒビ。これから冬だから何とかなりそうだが、車検まで持たなさそうなのは間違いない。
ここで、むくむくともたげてくる心の叫び『WINDOMに乗りたいっ!!』

会社の駐車場でさらにWINDOM発見!初代のダークグレー?夜勤の人のクルマなので、明るい時間に観察できないのだ。(後から調べたらダークモーブだった^^;)
初代の顔って「ちょっとだけカワイイv」。帰りがけの楽しみが出来た。
さらに会社の役員の一人が最近買ったのが最新型(3代目)なのも判明。でも3代目はなんか顔が全然違うんだよね。私的にはWINDOMではないクルマなのだ。

会社の駐車場で真白き王子様(と前述の白い方を勝手に名付けてる)の隣に駐車できた幸運な日、真剣にファミリアと大きさを比べる。
うーむ、10cmくらい幅が広い。長さなんて50cmくらい長い。幅はともかく、この長さは問題だ。(←家の駐車場の心配。すっかり検討し始まっているよ)

朝は時間によっては10台近くのWINDOMと出会えることを発見。固定スポット(通り道沿いで駐車してるところ)も発見。
顔で初代と2代目の区別は完全につくようになった。初代が濃色系、2代目は淡色系が多いことに気づく。

あちこちのサイトを巡り、WINDOMの色のデータを集める。標準のカラーがモデルチェンジの回を重ねるにつれて、ダークからライトに変わってきたようである。たしかに初代はダークがカッコいい。白の初代を時々みるが、ちょっと貫禄が足りないかな?逆に2代目のダーク色はちょっと合わないのだ。フロントグリルのデザインと合わないのかもしれない。ダークグリーンは2代目までは標準に入っている。ただし2代目の途中からちょっと違う塗装になっているようなので、直江色のダークグリーンはもう何年か前からないことになる。

すっかり頭の中はWINDOM。初代のダークグリーンがベストだけど、走行距離数の少ないクルマはもうなさそうだ。年間2万キロくらい乗るので、あまり距離数稼いだ車は親が許してくれないだろう。2代目だったら自分的には金色系がいいなー、と思い始める。もう一つ、2代目のGグレードならカーナビが標準仕様なのだ。別にどうしても必要というわけじゃないのだが、乗ってみたいのだ。カーナビ付き!。

中古車サイトをはしごして相場を覚える。ついでに色の研究。金色系はベージュ>フラクセン>シャンパンゴールドと年代で移り変わっている。「フラクセン?」興味深々。他にも真面目な(笑)WINDOMオーナー様のサイトも巡ってみる。クルマとしてのWINDOMを愛する皆さんはいろいろなドレスアップにも熱心だ。

中古車サイトで手ごろなフラクセンの2代目を見つける。1時間ぐらいでいける場所だ。色のイメージが湧かないので是非…とばかりに見に行く。その結果…「だめだ、欲しい〜〜」。色はもちろんGood!渋いけど、一言で「何色」と表現できない曖昧さが好きだ!それに年式のわりに2万9千しか走ってないんだもん。

…というわけで、2代目WINDOM(フラクセンマイカメタリック)のオーナーと相成りました。周囲にはかなり「え〜?」と言われましたが(どうもオヤジ車の印象が強いらしい)本人的には大満足。走りは滑らか且つきびきびしてます。エンジン音はほとんど聞こえないし、ステレオはいいし(^.^)。ちょっと古いんで塗装が心配だけどね。(つーか、古くなきゃあ買えません。こんな高いクルマ(-_-;))
彼と、かの人がゆったりと二人の空間を楽しむのを想像しつつ、今日もWINDOMを走らせるのであった〜。BGMは執愛です(^.^)
(でも相変わらず対向車を見ては叫んでます。やっぱりWINDOMウォッチは止められない)

My Lover "flaxen" Windom-Ohji.(^O^)V


戻る