女王陛下の野望 ＜梅雨編＞
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
◇◆◇◆◇
アンジェリーク・リモージュには夢がありました。
「いつか彼が出来たら、相合傘をするのっ(^.^)」
さて、今現在彼女には、「男性・彼・恋人・・・」という言葉は全てこの人のためにあるような（と、彼女は思い込んでいる）初恋のひとが、いつもそばにいてくれます。（なんて羨ましいっ）
ところが相合傘がなかなかできません。それは、気がついたら宇宙の女王となってしまった彼女の心がいつもお天気だからです。
「そっか、雨を降らせればよいのねっ(^.^)」
そして女王陛下は次のデートのお約束の手紙を精霊さんに託すと、るんるんと商人さんを呼び出したのでした。
・・・下に続く(笑)
◇◆◇◆◇
「白い翼のメモワール」でアリオスに抵抗するマルセルを見まして、サクリアってこんなことも出来るのね〜と思いまして・・・。
たぶん女王陛下を守るためと自分を守るためなら、とっさにサクリアパワー爆発ってことはあるんだな、と思ったわけです。（だって、どちらも失われたら即宇宙の危機だから、勝手に・・・云々なんて言ってる場合じゃないもんね）
・・・ということで、聖地で傘なんて持ってないオスカー様は当然サクリアパワーで女王陛下を風邪ひきから守ろうとするのです。それがたとえ陛下の仕業だとしても。(笑)
◇◆◇◆◇
「なあ、お嬢ちゃん、どうして待ち合わせの直前になって降りだすんだろうな」
「オスカー様・・・どうして笑うんですか・・・」